クレジットカード・コンシェルジュの大澤です。
みなさんの2009年はいかがでしたか。
今年一年を振り返ってみると、「ETC激動の一年」でした。
■ 2009年3月、「高速道路1,000円走り放題」がスタート
高速道路1,000円法案が可決されたのが、今年3月のこと。3月4日
に第2次補正予算関連法案が可決しました。首都圏や京阪神圏の一
部を除き土日祝日の普通車の高速料金は上限1,000円となりました。
そして3月12日にはETC車載器の購入助成が始まりました。ETC車載
器を購入すると、四輪車の場合、5,250円を受け取ることができる
というものです。
それがETC車載器不足に拍車がかけました。木曜日に開始された助成
制度。その週末には主要なカー用品店の店頭から車載器はなくなっ
ていたのです。
ETC車載器は店頭から消え、ネットショップでもほとんど手に入ら
ない状態。多くの人がクレジットカード会社が打ち出す数千台
単位のキャンペーンに殺到しました。中には無料でもらえるキャ
ンペーンもありましたが、期日を待たずに数日で終わってしまう
ありさま。
ゴールデンウィークまでに取り付けたいというニーズが相当あっ
たということもあります。
3月4日に法案可決、28日には施行と急展開だったためか、メーカー
は増産が間に合わず、かなり致命的な供給不足でした。自民党の
支持率低下と、高速道路無料化をマニフェストにかかげる民主党
の存在も、衆院選を前に車載器メーカーの意思決定に影響を与え
たことでしょう。
そして、3月28日に「1,000円走り放題」がスタートしたわけです。
この頃にETC車載器を設置し、1,000円走り放題の恩恵を受けた方
も少なくないはずです。高速道路に数回乗れば、車載器代の元は
取れるのですから。
■ 2009年8月、衆議院選挙で民主党が勝利
冒頭に激動と申し上げたのは、
8月30日の衆議院選挙で民主党に政権が移ったからです。
「高速道路無料化」をマニフェストに掲げる民主党が勝ったこと
ETC車載器が要らなくなるという認識を持たれた方も少なくないで
しょう。
■ これでETC車載器は不要か?
しかし、ETC車載器は不要か?の問いには、現状を見る限り、NO
と答えます。